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2年目のキンギョソウ

4月13日
川崎のアジアンフェスタへ行った。
最後に行ったのは2年前だ。
昨年は仕事があったため行けなかった。
去年も行っていた気がしていたが、行っていなかった。
前回から2年が経っていたことにビックリした。
時間が過ぎるのは早い。

驚いたことがもうひとつある。
2年前のアジアンフェスタでは、スタンプラリーで川崎の住宅展示場へ行った。
そこでスタンプをもらうと共に、小さな鉢植えのキンギョソウをもらった。
黄色い花が咲いていた。

それから家のベランダに置いて水をやり続けた。
キンギョソウで、色が黄色いから「きーちゃん」と呼ぶことにした。

植物を育てたことはこれまでにない。
インターネットで情報を集めたら、乾燥に強い植物だということだ。
毎日ほど水をやらなくてもいいらしいので、できれば毎日、空いても2日は空けないようにした。

そうして1年目は花が落ちて幹と葉っぱだけになった。
調べると、夏にもまた花が咲くことがあるということで水をやり続けた。
だが残念ながらその夏は花が咲くことはなかった。

そこで水やりをやめてしまうのは忍びないものがあった。
花が落ちてもまだ葉っぱは青いからだ。
きーちゃんはまだ生きていると感じた。
そのまま引き続き水やりを続けることにした。

そうして秋が過ぎ、冬が来て、春になった。
つまり、去年の春。
花は咲かなかった。
その後の夏も花が咲く気配はなかった。
でも、幹と葉っぱは生きていた。

そうして先日、きーちゃんにある異変が起こった。

枝の先にふくらみがある。
おそらく、つぼみだ。
つぼみが付いたのだ。

2年越しに花が咲くのか。
それとも、もしかしたら花は咲かずに、このままふくらみがしぼんていくかもしれない。

期待はあるが、どちらでもいい。
花が咲いたらお祝いしよう。
花が咲かなくても2年目をお祝いしよう。
そして、幹が立って青いうちは水をやり続けようと思う。